Q&A

私の目標は通訳ガイドであり、自分の言葉で日本文化を説明できるようになりたいです。

まだ英検準一級を取得していないのですがおそらく準一級レベルあるかないか程度の実力です。

リスニングは、過去問解いたところ、7割は取れたのですが、記述の方は単語力がまだ、不足しているように思います。

どうして一級かと申しますと、来年の通訳ガイドの試験免除を狙っています。

その為、来年1月の試験にどうしても合格したいのです。

それで、まず集中して単語をやろうと思い、メールをしました。

週40時間程度の勉強にはなるのですが、挑戦してみたい!と思うようになりました。

合格目指し全力でいきますが、ダメでも来年の通訳ガイド(準一級+αレベル)試験の下準備になるかな、と思っています。」

長野県 長野市 会社員 SI様

「通訳ガイド試験と英検1級 比較」

試験日

「通訳ガイド試験」…年1回で8月末実施
「英検1級」…年3回で1月、6月、10月実施

「通訳ガイド試験」試験内容

1次試験(トータル4時間)
・筆記試験I:外国語に関する試験 主に記述式;120分
・筆記試験II:日本地理・日本歴史・一般常識  客観形式;各科目40分の計120分

2次試験
個人面接:対話形式によるインタビュー試験。面接官が観光客・受験生が通訳ガイド(通訳案内士)であると想定したロールプレイ。

「英検1級」試験内容

1次試験(トータル2時間10分)
・筆記試験.(100分):4択の客観形式.(語彙・読解)と記述形式.(200語程度のエッセイ) ・リスニングテスト.(約30分):  客観形式。

2次試験
個人面接:与えられたトピックについてのスピーチと質疑応答.(約10分間)。
面接官は日本人と外国人各1名。日常会話の後、5つのトピックスから1つを選び、1分間の考慮の後、2分間のスピーチを行い、面接委員からの質問に英語で答える。

過去4年合格率と受験者数推移

「通訳ガイド試験」 志願者 合格 合格率
2013年度 2,885人 892人 30.9%
2012年度 2,922人 412人 14.1%
2011年度 3,101人 503人 16.2%
2010年度 4,013人 593人 14.8%
「英検1級」 志願者 合格 合格率
2013年度 8,818人 912人 10.4%
2012年度 8,839人 881人 10%
2011年度 8,666人 829人 9.6%
2010年度 8,825人 800人 8.8%

難易度

「通訳ガイド試験」
・英語は、英検1級と英検準1級のちょうど中間レベル過去3年難易度変わらず
・大学入試センター試験の日本史Bについて60点以上を得た者に対する「日本歴史」試験免除 のレベル
・大学入試センター試験の現代社会について80点以上を「産業、経済、政治及び文化に関する一般常識」試験免除 のレベル

「英検1級」
・通訳プロコースの初級レベル(読む・書く・話す・聞くを世界基準で主張できる英語総合力における難易度大レベル)過去3年難易度が上昇
・TOEIC945点レベル、大学入試偏差値70に相当

合格までかかる日数

「通訳ガイド試験」
・英検準1級レベルから、外資系で英語を使いこなしている受験生は半年から1年間。
・英検2級レベルから、日本企業に勤める受験生の場合は、1年~2年。

「英検1級」
英検準1級レベル、あるいはTOEIC800点レベルから3カ月~1年半。受験生の合格日数格差が生じる原因として、最短最速で合格する受験生に共通するのは、
1.「速読・速聴」技術を短期集中的に体得。
2.大学受験同様に「解き方」を体得。
3.傾向と対策をふまえた「圧倒的な模擬問題のバカズ」を通した「カイゼンが得点アップに直結」。

メリット

「通訳ガイド試験」
1.英語を使って日本人として日本の文化を外国人に伝えられる能力。
2.外国人から日本について質問をされた場合にうまく答えられるようになれる能力。

「英検1級」
1.世界基準で「自分を主張できる」能力。
2.稼げる能力。(年収が1.5倍アップ)
3.TOEIC運営委員会による英検1級合格者のTOEIC平均点は945点。「通訳ガイド試験」一次試験英語受験免除が与えられる。
4.2013年5月時点の海外短大・大学留学先英語証明資格として395行提携。

デメリット

「通訳ガイド試験」
1.大半が通訳ガイド資格取得後、自立できていない現実の厳しさ。
2.年に1回の試験のため、仮に対策スクールで学べば年間40万~50万の自己投資が必要。就職先が限られて、自己投資分を回収できる将来の見込みが低い。

「英検1級」
1.大学受験同様の難化傾向にあるため、傾向と対策をふまえた計画的な準備が不可欠。
2.独学では全く歯が立たない、通訳プロ初級レベル。

英検1級過去3年にわたる平均受験数は8,777人とほぼ横ばいと比較して通訳ガイドのそれは2010年度の志願者数4,013人から、2,012年度は2,922人と27%も大幅に減少しています。

その原因としてまずあげられるのは、2011年2月28日に通訳ガイド対策校の第一人者である、「ハロー通訳アカデミー」が閉校したこと。

閉校したハロー通訳アカデミー元学院長植山源一郎氏によると、「直接のきっかけは、通訳ガイド料金を下げたいJTBをはじめとする大手旅行会社と国(国土交通省)が結託して、日本が世界に誇る通訳案内士制度を崩壊させ、無資格ガイドを許容する方向に向かっていることです。」

現在、日本は国策の一つとして「観光立国」を掲げ、海外からの観光客を積極的に増やそうとしている。目標は、現在、600~700万人の外国人観光客を、2013年までに1,500万人、2016年までに2,000万人と増やし、最終的には3,000万人にする計画です。

しかし、この制度崩壊への流れは、質の低いガイドを増やし、法外な金額で土産物を売る悪徳業者(いわゆる“ぼったくり”業者)が横行する状況を作りかねない(無資格ガイドは、こうした業者からのバックマージンで稼ぐ仕組みである)と見る人は多い。 こうしたことは発展途上国ではよく見られるが、植山氏は日本でも既にそうした状況が生まれ、日本のイメージを落としていると憤っておられます。

そして、何よりも根本的な問題として何度も指摘され続けてきた通訳ガイド試験を取得しても、就職先がほとんどないという現実の厳しさが2つ目の要因です。

その一方で、英検1級取得によるメリットは何よりも英語に関連する業界での働ける選択肢の幅が圧倒的に増えることでしょう。通訳プロ、翻訳プロへの道は即刻開かれます。

TOEICは945点取れるレベルに自動的に到達できるわけですから一石二鳥のメリット。合格後にTOEIC満点を目指す弊社の受講生も大勢いらっしゃいます。

何よりも英検1級合格者は英語関連業界では、教える立場としてのチャンスには恵まれているのは言うまでもありません。

そして、英検1級に合格したいのであれば、

ステップ1.英検協会の英検1級過去問を制限時間130分で全て解く。実力掌握

ステップ2.解けなかった問題の原因を調べる。

ステップ3.プロに結果報告して、原因に対するカイゼン策=新しい解き方、技術訓練実践法を学ぶ。

ステップ4.傾向と対策をふまえた模擬問題のバカズをこなしながら効果を確認後、正解数が増えて初めて得点アップ実現。

※ステップ2.~ステップ4.のサイクルを繰り返し、繰り返し実践が大前提。

価値は受け手で決まります。
あなた自身がどの資格に価値を見いだすかは、全てあなた次第。その選択肢を確かな情報で判断してもらうのが、CAN-DO SPIRIT COACH(英検1級eラーニングコーチ)の役割だと、おこがましいかもしれませんが自負いたしております。

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